こんばんは。つばめです。
先日は転職エージェントに登録するのに躊躇(ちゅうちょ)しなくてもいい理由を書きました。
今回は転職エージェントとスムーズに面談し、求人をもらえるように自分の棚卸の仕方を共有致します。
転職活動の前に自己分析をしっかり行おう
少しがっかりさせてしまうかもしれませんが、転職活動ですることは帰国子女でも純ジャパでも一緒です。
先に私の転職活動の総括を載せておき、のちに細かいステップを説明いたします。
帰国子女の転職活動と準備総括
こちらが私の転職活動総括です。
転職で叶えたい条件が2つとはいえ、欲張っているので時間がかかりました。
転職で叶えたい条件をまとめて優先順位をつけよう
転職エージェントに会う前にご自身が転職で叶えたい条件と自分のスキル棚卸をしましょう。
自分が主導権をもって転職活動するためにもこの工程は大事です。
条件はさまざまですが、全ての理想が叶うことはないのでトップ1は絶対に譲れないもの。あとはトップ3まで決めてください。
すべての条件がかなうことは運任せになってしまうので、それぞれどこまでなら許せるのか。のボーダーラインを作っておくことをおすすめします。
- 年収
- 将来のありたいキャリアからの逆算
- 勤務地・転勤の有無(海外含む)
- リモートワーク制度有無
- 英語(滞在国語)を話せる環境か否か
- 通勤時間
- 就業時間
- 平均残業時間
- 希望職種
- 業務内容
- 希望会社業種
- 希望会社規模 などなど
なお私の場合、キャリアアップしたいことと職場の人間関係に疲れた時に自分で環境をコントロールできるようになりたいと思ったので2つを絶対譲れない条件に設定しました。
自分のスキル棚卸 経験編
転職の面接においても新卒時の就職活動と同じように「頑張ったこと」と「失敗したこと」を聞かれます。
自分が本当に頑張ったことではなく、志望先企業がどのような人材を求めているかによってエピソードを考えましょう。
基本的には周りに対してどのようなアプローチをして、成果をあげたか。というチームプレイが分かるようなエピソードを2個くらい用意しておくと安心です。
一番下の役職であっても、どのように目上や同世代の同僚を巻き込んでプロジェクトを進めていったのか。
上司に報告するときに気を付けていること(日系企業あるある社内根回しスキル)などが受けがいいと思います。
自分のスキル棚卸 資格編
私は財務系のキャリアを現在歩んでいるのですが、やはり簿記2級xTOEIC900点超過の掛け合わせは企業受けは良かったです。
たまに40代超の方で経理現場一筋課長職。
簿記を勉強する時間がなく、今は年齢とともに年老いた記憶力で簿記受ける気になれないという方が数名周りにいます。
本当にもったいないと思います。
財務部門でキャリアアップするのであれば、最低でも簿記3級は取ってから転職に望んだ方が年収交渉で下げられることはないかなと思います。
企業側の面接官からみれば履歴書、キャリア、面接の受け答えがどんなに立派でも評価が低くなったり、給与交渉で買いたたかれている印象がありますね。
企業側の面接官から見れば
3年以上も財務部門に所属していて簿記3級も保持していないなんて財務の基本を理解していないのでは?
その年齢になってある程度後輩がいるはずなのに仕事振らずに自己啓発もしない、能力低くてできないから簿記3級も取れないのでは?
不信感を与えてしまうのでしょう。
実際知り合いで年収下げられたという方、知っています。
本当のところは分かりませんが、ご本人は「簿記3級取ってから転職活動すればよかったな。」と悔やんでいました。
簿記なんていまさら取っても。なんて思っている方がいるならば取得することをおすすめ致します。
目的に合わせて転職エージェントに登録しよう!
自分に合うエージェントがどれか分からなかったので、30社以上登録しました。
ですが今振り返ると、「リクナビ」、「マイナビ」どちらかとあとは自分が叶えたいこと(年収、会社規模、職種)でもう2社。というところが無理せずやり取りできると思います。
職場が辛いなら転職も視野に。と言っておいて恐縮ですが、エージェントに会う時は「職場が辛いから転職を考えている。」と言わない方がいいです。
あくまで「自分の業務範囲を広げたい。」「自分の将来のキャリアプランから逆算すると今の職場では叶えられないから、このような企業にいきたい。」とポジティブに伝えましょう。
転職エージェントからすれば自社の経営が成り立っているのは、求人を出している企業から頂戴する紹介料です。
大切なお客様に対し、入社してトラブル起こしそうな方を送り込み、今後の取引に影響がでるようなことはしずらいですよね?
実際に私が頻繁にやりとりしていたのは下記企業でした。
1.JAC Recruitment
得意な語学を生かしてグローバルな職場で働きたい
または転職で年収の高さや成果主義を求めるならここでしょう。
ここのエージェントは企業側担当者と求職者側担当者が同一なので、企業側の本音をドストレートに伝えてくれます。
面接前にプレ面接を受けている感じです。
やはり年収の高い企業と求人をたくさん取り扱っているためか、求職者にもそれなりのスペックが求められます。
ないと門前払いされる印象がありますね。
私自身、フルフレックス希望したのは毎日お付き合い残業するのではなく繁忙期にだけびっちり働く、というメリハリ付けて働きたい(職場にいる時間を必要最小限に抑えたい)
という趣旨だったのですが、エージェントには「ま、3~50時間/月は当然残業して働いてくれますよね?(笑顔)」というバリキャリ志向でした。
2.リクナビNEXT
泣く子も黙る大手転職エージェントの一角。いまさら私が紹介するまでもないですね。
利用した感想としては、扱っている求人の会社規模、職種が案件数ピカ一で担当者の人当りも良かったです。
こちらのリクナビNEXTで案件を一通り見た後、個別コンサルサービスがつく
新卒も扱っているので会社の人事担当者からの信頼も厚い印象がありますね。
3.MS-Japan
私自身が財務所属なので本当に財務関連しか紹介しない安心感がありました。
紹介している転職エージェントではなかったですが、他のエージェントだとすぐ決まる?案件数としては沢山ある?営業とか勧めてくることも多くて、こちらから切ったりしました。
今営業職の方で、人事、経理、法務等バックオフィスで働いてみたいんだ。という方は、こちら登録することをおすすめ致します。
他の転職エージェントだと多分現職が営業だから決まりやすいと営業の案件ばかり持ってこられると思いますよ。
なお、弁護士、公認会計士、社労士などの資格は不要です。
私も士業資格なしで登録しましたが、案件紹介してもらえますよ。
【まとめ】自己分析(スキル、経験の棚卸)して転職エージェントに自分を売ろう
転職エージェント3社に会い、それぞれの観点から履歴書や、使いまわせる志望動機を添削してもらいブラッシュアップしてもらいました。
こういう添削の場で転職エージェントさんにいい印象を持ってもらえると、企業に対していい推薦状を書いてもらえます。
面接で「なぜ私を面接に呼ぼうと思っていただけたのか理由を教えてください。」と聞くと
「リクナビさんからの推薦状に『英語にアレルギーがなく柔軟な思考を持っている方』と書いてあって興味があったので。」と答えた面接官もいらしたくらいです。
ふんぞり返って「求人持ってこい。」ではなく、伴走するパートナーとしてお願いすると味方に付いてくれます。
あまり転職したくないけど、現職はやる気でないんだよね(ホワイト企業の場合)
See ya!
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